まずは下記の状況が、あなたにあてはまるかどうか確認してみてください。
※ここでは防災ではなく減災としています。防ぐのは大変、でも減らすことはできる。
地震が多くなってきたと感じるので、何か対応を考えなきゃと思っている。
SNSやブログにある防災対策について非常食の準備とか、ハザードマップで情報収集とか、初心者ながらに調べてみたけどどの程度何を準備したらいいのか?
結果は、、、何が正解かわからない…。
とりあえずこれでいいのかわからないので、また今度旦那さんと考えよう。
後日、、、「旦那さん、適当にお前に任せるから準備しといてよ」と、めんどくさがって取り合ってくれない。
子供もいるから心配だけどわからない。とりあえず手軽に答えが欲しい。
当てはまりましたか?
さっそく見ていきましょう。
地震が発生すると、軒並み防災リュックの準備や備蓄や避難するルートを決めよう、といった情報が広がりますが、本当にあなたが必要なものが何か?巷に出回っている情報では何をしていいかわかりませんよね?
まず、どんな災害が起こるのか
みなさんがお住いの場所では、どのような災害が想定されているのでしょうか?地震、水害などの自然災害をイメージされる方も多いかと思いますが、災害といっても様々な種類があります。
- 自然災害:
- 気象災害: 台風、竜巻、大雨、洪水、干ばつ、熱波、寒波など。
- 地質災害: 地震、津波、火山噴火、土砂崩れ、岩石崩落など。
- 生物災害: 感染症の大流行(パンデミック)、獣害、害虫の大発生など。
- 人為災害:
- 工業災害: 化学工場の爆発、放射能漏れ、有毒ガスの漏洩など。
- 交通災害: 飛行機事故、鉄道事故、船舶事故、自動車事故など。
- 戦争やテロリズム: 核戦争、生物兵器、化学兵器の使用、自爆攻撃など。
- 複合災害:
- 一つの災害が別の災害を引き起こし、複数の災害が連鎖する状況。例えば、大地震が津波を引き起こし、それが原子力発電所の事故につながるケースなど。
- 技術災害:
- 情報技術システムの大規模な障害や、インターネットのセキュリティ侵害など、技術基盤に関連する災害。
ichi-san!
こんなに考えなければいけないんですか?
もっとお手軽に答えが欲しいです!
はい!この記事の目的はまさにそうでしたね。では手順を追っていきましょう。
まずは身近な生活から分解しましょう
1.家族構成は?
まずは、家族の構成から行動を分解することから始めましょう。
毎日の行動なので、すぐに出てきますよね?
わたしは専業主婦で基本自宅周辺に出没することが多い。
旦那さんは、平日は電車、あるいは車で出勤し、7時から20時まで家にいません。
子どもは、上の子は小学1年生で8時から15時まで学校。そのあとは近所の公園で17時まで遊ぶ。下の子は2歳で基本的に、わたしと一緒にいることが多いです。
つまり、ご自宅にいる時間が比較的長い。ここで重要なことはまずは、せりなさんが無事であること。お子さんは二の次です。なぜなら、せりなさんが無事でなければお子さんの面倒を見ることができないからです。
2.ご自宅の環境
では、ご自宅の様子を確認しましょう。
建物は古いですか?家の中には重いタンスやガラスの食器棚などはありますか?
自宅は賃貸マンションの5階に住んでいます。
5階に住んでいます。タンスはなく衣装ケースが中心です。
食器棚はあります。ガラス戸のついたものです。子供部屋には倒れそうなものはありません。
では、\クリティカルヒット/になることだけを考えましょう。
ここで重要なことは、 “避難所に行かずに家で過ごせるか” という視点でお話しします。
「エレベーターが止まった場合はどうするか」は、考えるだけ時間の無駄です。可能性はありますが確率は低いです。
「テレビが横っ飛びしたという情報もあった」
いやいや、昔のブラウン管テレビならまだしも。。。薄型テレビでも倒れる可能性はありますからそれは考えましょう。でもテレビが倒れても避難所に行く必要はありませんね。まずは除外しましょう。
ガラス戸のついた食器棚。ここだけにフォーカスしましょう。
もしかしたら、気づかなかったけど、これもクリティカルヒットになるかも?ということが出てくるかもしれません。
3.ご自宅の周辺
次に、ご自宅周辺です。
近くに川、海、がけ、はありますか?
科学工場や危険な設備はありますか?
川が近くを流れています。
工場とかがあるかどうかはあまり気にしたことがないです。
いつも散歩しているところにがけなどがあるかは覚えていないので次に行くときに見ておきます。
意外と自宅周辺に何があるのか気にしていないことが多いです。まずは、ご自宅の周りや買い物のルート、子供と公園に行くルートなど身近なところに何があるのかを確認しましょう。
ハザードマップなどの詳細を確認するのは後からでも結構です。その川が氾濫するかどうかではなく、氾濫した場合にどんなことが起りそうかをイメージしましょう。
4.情報収集手段の確保
いきなり、防災の専門家が提供している情報を見て、理解して、準備行動するのは大変です。
もちろん、専門家が言うようにハザードマップで確認し、3日分の備蓄を用意して、避難所までのルートを確認して。。。
必要なことかもしれませんがそれはステップとしてはもっと後と考えてもいいかもしれません。実はichi-sanは20年専門的に伝えてきましたが、難しいことなんだとやっと理解しました。
主婦のためのお手軽防災!これからも、そんなテーマでお届けしてまいります。