緊急時のための心理的安全な避難場所づくり

まちづくりサービス

ミッション

市民の力で避難してきた人たちの安全な場を構築したい


防災を知らなくても容易に避難者を受け入れる体制を整えたい

いちさん
いちさん

有事の際、家を失ったり、不安を抱える方がいらっしゃいます。いち早く心理的に安全な場を提供できるようにしたい。そんな想いがこのサービスを生み出しました。


地域の課題

避難所となる学校区の町内会や自主防災組織は、自治体とともに自主的な避難所開設を求められる一方、避難所開設のマニュアルは煩雑で容易に構築できる姿になっていない。対応を求められるメンバーは高齢者であることが多く、不安視する声も多く挙げられています。

\避難者の安全/
あるべき姿

地域の多様なステークホルダーが
積極的に行動

自主的な立ち上げ

\避難者の安全/
現状の姿

立ち上げるには難しいマニュアルで
自分たちだけでは不安
公的サポートが必要


サービスの特徴

グローバルリンクが提供する心理的安全性のある場づくりは、誰でも行動できる行動手順書ワークショップ・訓練で構成されています。

すべてが一つの箱に

避難者を助ける立場は、必ずしもその業務にたけた方とは限りません。その場で居合わせた人だけでそんな心理的安全な場づくりに協力することもあります。そんな人たちでも何をしたらいいのかを容易にすることを実現したのが避難所開設キットです。

誰もが行動できる

直感的に何をしたらいいのかを理解することができます。なぜなら、ファンクショナルアプローチの手法を用いて避難所の開設に必要な作業は「何のため」という問いかけを行い、避難者が心理的安全な場を求めていることを追求していった。

迷子にならない開設手順

これまでは避難所運営マニュアルを活用して開設を試みていた。一方で、開設手順では様々な備品が必要になってくる。ペン一つとってもその場にはなく、報告に必要な書類も巻末に様式としてまとまっているだけ。必要部数は印刷機をするなど、混乱した開設期では現実的ではない行動が求められていました。

避難所開設キットは、開設を完了させるために必要な行動手順、資材を一つに収めているため、迷子になることはありません。そして、避難所開設キットはすべての避難所ごとにカスタマイズされています。


持続可能な運営モデルの構築

2つの重要なポイント

① 避難所開設キットは、地域コミュニティが市民を護りたいという共通のテーマで協力し、活動する機会を提供されています。

② キットを活用したワークショップや訓練などを通じて地域の幅広いステークホルダーがつながり、避難所開設の流れを学ぶことができます。

いちさん
いちさん

避難所開設キットの導入は、みんなで地域を作り上げるという地域コミュニティーづくりのきっかっけを作る目的もあります。ぜひ、ご興味にある方はご相談ください。

詳細についてのお問い合わせは

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導入事例

名護市では、避難所開設キットの紹介とキットを活用した開設の実践を行うために2023年より毎年避難所開設訓練を各避難所(指定学校)にて実施しています。学校区の市民だけでなく近隣の区長や教育委員会、学校職員、防災担当役員、社会福祉協議会などのメンバーが参加しています。

TOPPAN社と名古屋市中川区が連携してグローバルリンクが提供する避難所開設キットを導入しました。中川区は緊急時の避難者に対する心理的安全性の場を提供するために地域のステークホルダーが避難者受入れのための準備を容易にするために避難所開設キットの導入を進めています。

大田区は避難所運営マニュアルの改訂を行うタイミングで避難所開設キットの採用を決定しました。大田区防災課では、避難所の開設を行う区民団体が迅速に避難者に心理的安全な場の提供が必要性があるといった意見を受けて、全90か所の指定避難所への導入を行いました。

新宿区は避難所運営マニュアルがあり、これに基づいて避難所運営訓練を実施していました。一方で町内会や学校からは避難所の立ち上げが複雑といった声が挙げられていました。新宿区は政策的にすべての避難所に数か年かけて避難所開設キットを採用することを決めました。新宿区は避難所開設キットの導入だけでなく、同時にワークショップや訓練を開催し、区民だけでの運用ができるかなどについて挑戦を続けています。

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